
私の人生を変えたハンドボール。
そのハンドボールが、
誰かの人生も変えられる競技であってほしい——
そんな一人の大学生の熱い想いが原点で誕生しました。

【アルマカップとは】
2025年、大学生の手によって立ち上げられた本大会は、
「試合結果」だけにこだわらず、ハンドボールそのものを純粋に楽しむことを目的としています。
近年、ハンドボール人口の減少が問題視される中、
まずは“競技を続けるきっかけ”をつくり、競技人口の維持に貢献したい——
そんな一人の大学生の強い思いが、この大会誕生の原点となりました。
ハンドボールを日本最高峰の「リーグH」でプレーできる選手はごくわずかです。
また、競技特性として運動量が多く、社会人チームの数も限られていることから、
大学卒業後に競技者としてハンドボールを続けることは決して簡単ではありません。
しかし一方で、
“見る” “応援する” “支える” という形であれば、
誰もが気軽にハンドボールと関わり続けることができます。
私たちは、そんな多様な関わり方が広がるきっかけとなる大会を目指しています。
「卒業後もハンドボールに関わりたい」
「もう一度ハンドボールの楽しさを感じたい」
そんな思いを持つ人たちが再び集い、笑顔でプレーできる場をつくりたい——
この大会は、その想いから始まりました。

【アルマとは】
大会名称「アルマ(alma)」は、
ラテン語で“心”や“魂”を意味するとともに、
日本語の「あるがままで」という響きを重ね合わせた言葉です。
私たちは、ハンドボールを通じて“心でつながり”、
人の心を深く動かす瞬間を創り出したいと考えています。
その実現のために、選手一人ひとりが「あるがまま」の自分を受け入れ、
仲間や相手を尊重しながらプレーすることを大切にしてほしい。
——そんな想いを、この名前に込めました。
ハンドボールの新たな魅力を再発見し、
この「アルマ」の精神を体現する大会とするために、
AIによる提案も参考にしながら、
響きの美しさと想いの深さを併せ持つ名称として、
「アルマカップ」と名付けました。

【統括 メッセージ】
はじめまして。アルマカップ大会統括の佐藤です。
ホームページにアクセスしてくださり、ありがとうございます。
私は中学1年生の体育の授業でハンドボールを経験し、その楽しさに魅了され、
高校ではハンドボール部のある学校に進学しました。
初心者だった私は、チーム練習についていくことで精一杯で、
自身の身体の変化に気づけず、ついに大きな怪我をしてしまいました。
それ以降も復帰と怪我を繰り返す日々でしたが、
ハンドボールへの想いは一度も揺らぎませんでした。
「ハンドボールが今の私を作ってくれたからこそ、今度は私がハンドボールに恩返しをしたい。」
そうした想いから、アルマカップを設立しました。
アルマカップでは、独自の仕掛けを通じて、ハンドボール界だけでなく、
参加する大学生や大会開催に携わる方々の未来も支えられる大会を目指しています。
多くの人の心を動かす大会となるよう、心を込めて運営して参ります。
アルマカップ運営委員会
大会統括 佐藤美咲

